RB20S0: ルビジウム発振器(GPS校正型)
(単体コード:3273B)
![RB20S0: ルビジウム発振器(GPS校正型) [3273B]](../../../../images/system/R_RB20S0_web.jpg)
- 概要
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本器は、ルビジウム発振器を用いた高精度な10MHz基準信号発生器です。出力周波数は確度・安定度とも放送・通信システムの周波数基準として十分に使用できるものとなります。電源は外部直流電源(DC+48V)に対応しています。
GPSによる校正機能を備えることにより、校正操作時にルビジウム発振器の周波数を、GPS電波を受信して再生した信号で制御し、長期的にもメンテナンスフリーの周波数安定度の良い基準信号を生成することができます。GPS受信は常時行われていて、基準信号の周波数測定を行なっています。校正開始時に速やかに周波数調整動作に入ることができ、校正時間を短縮することができます。校正終了後、GPSによる周波数制御を継続するモードと停止するモードの2つを選択することができます。
校正操作は、パネル面スイッチによる手動操作、リモートコントロールによる操作が可能です。
同時に、UTCに同期した1秒信号(1PPS)も出力することができます。1PPSはGPS受信モジュールからの信号が直接出力されています。GPSを受信しているときのみ、1PPS信号が出力されます。このため、出力周波数基準信号と、1PPS信号の位相は一致しておりません。
オプションとして、降雪地に対応したGPSアンテナ、同軸避雷器を用意しております。
- 構成
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(本体と付属品リスト)発振器本体と、屋外設置の受信アンテナとで構成されます。
発振器本体と受信アンテナは、同軸ケーブルで接続します。
項目 個数 備考 本体 1台 − 外部DC電源用コネクタ 1個 RM15型 2ピン ALARM出力用コネクタ 1個 D-sub 25P (M2.6ネジ) GPSアンテナ 1式 取付金具付 同軸ケーブル 1本 GPSアンテナ接続用(5D-FB相当品50m)* 取扱説明書 1部 − 試験成績書 1部 − * 5D-FBの場合、全長50mまで許容できます。ケーブルロスは1.6GHzにおいて最大15dBです。
- 構造
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(本体と付属品のサイズ・重さ)
本体 外形寸法 480(W)×49(H)×350(D) mm JIS標準ラックに収納可能 質量 7.5 kg以下 GPS受信アンテナ 外形寸法 全長 204 mm 直径 69 mm 質量 約 0.4 kg 取付ポールの直径 35 mm 〜 50 mm * 上記寸法にはツマミ、コネクタなどの突起部分は含まれておりません。
- 定格
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アンテナ入力 入力信号 GPS信号(L1) コネクタ TNC-J 入力インピーダンス 50 
基準周波数出力 周波数 10MHz 出力数 8(背面出力)、1(前面モニタ出力) コネクタ BNC-J 出力インピーダンス 50 
出力レベル 0dBm モニタレベル 0dBm 1PPS出力 出力数 8(背面出力)、1(前面モニタ出力) コネクタ BNC-J 出力インピーダンス 50 
(50
終端時はプルダウンすること。プルアップは不可)出力レベル TTLレベル パルス幅 0.5s、正秒のタイミングは立ち上がりエッジで規定
(内部設定で立ち下がり変更可)出力条件 GPS受信時出力 電源表示 外部DC電源動作時 緑色 電源OFF 消灯 GPS受信表示 受信衛星数4以上 緑色 受信衛星数1〜3 橙色 受信できないとき 赤色 STATUS表示 正常動作時 緑色 ALARM出力時 赤色
(電源異常、Rb発振器PLL異常 Rb発振器レベル異常、1PPS出力異常 ファン異常、周波数異常の何れかの条件で点灯)校正モード表示 校正モード実行中 橙色 校正終了/連続制御 緑色 フリーラン 消灯 ALARM出力 出力項目
()は出力条件電源異常
(内部回路動作電圧発生DC/DCコンバータ入力電圧が+22V以下に低下した場合)Rb発振器PLL異常
(Rb発振モジュール内部の10MHz発生回路PLLがアンロックの場合)Rb発振器レベル異常
(Rb発振モジュール出力レベルが3dB以上低下した場合)1PPS出力異常
(いずれかの1PPS出力で、VOHが2.0V以下、VOLが0.8V以上になった場合、または、1PPS信号出力が停止した場合)ファン異常
(冷却用ファンが停止した場合)GPS受信異常
(受信衛星数が3以下の場合、10秒のディレイあり)周波数異常
(フリーランでGPS受信時、周波数誤差が±3×10E−10を超えたとき)トータルアラーム
(上記7項目の何れかが発生した場合)電源スイッチ操作警報
(スイッチ注意)出力
インタフェース異常時接点ON、電源異常は電源断時にも出力されます。
(フォトモスリレー、電源スイッチ操作警報はスイッチ補助接点を出力)コネクタ D-sub 25S(M2.6ネジ) 接点容量 AC/DC50V 100mA インタフェース RS-232 位置情報、時刻情報、ALARM情報を出力 同軸ケーブル長などを外部設定可能 冷却方式 ファンによる強制空冷(ファンの期待寿命10万時間、常時動作) 電源 電圧 DC+48V ±15% 消費電力 起動時 65W以下 定常時 35W以下 使用 連続 環境条件 性能保証 温度 −10〜+45℃ 湿度 45〜90% 動作保証 温度 −20〜+60℃ GPS受信アンテナ 電源電圧 DC +5V(発振器本体より供給) 使用 連続 性能保証 温度 −25〜+70℃ 湿度 20〜100%
- 性能
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基準周波数出力 周波数確度 ±5×10E−11 以内(100s、校正終了時) ±3×10E−11 以内(100s、連続制御24時間以上経過時) 周波数安定度 3×10E−11以下(1s) 5×10E−11以下/月 温度安定度 5×10E−11以下 出力レベル確度 ±1dB以内 位相雑音(SSB) 1Hz −100dBc/Hz 以下 10Hz −130dBc/Hz 以下 100Hz −140dBc/Hz 以下 1kHz −150dBc/Hz 以下 10kHz −150dBc/Hz 以下 ルビジウム発振器立ち上がり特性 ±5×10E−11/24h以内 ±1×10E−09/15min(25℃)以内 スプリアス 高調波 −25dBc以下 非高調波 −50dBc以下 1PPS出力 時刻確度 ±200ns以内、GPS受信時 出力レベル確度 VOH:2.4V以上 VOL:0.4V以下
- GPS使用上の
注意事項 -
GPS運用仕様
GPSは米国が運用・管理している測位システムです。本器の仕様はICD200C(2000/4)での運用状態に基づいています。運用状況が変化した場合、本器の性能に影響が出る場合があります。
GPS受信環境
GPS衛星からの信号は非常に微弱なものです。周囲に電波発信源がある場合、GPS受信に影響を与える場合があります。
また、以下のような場所では受信しにくくなりますので、このような場所を避けてアンテナを設置してください。
- ビルの中およびその周辺
- 高圧線、架線の近く
- 電化製品、エアコンの室外機などのそば
- 電波障害の起きるところ(工事現場、空港のそばなど)
GPSアンテナ接続ケーブル
GPSアンテナとRb発振器を接続する同軸ケーブルは、製品に付属の物をお使いください。長さが不足する場合、種類を変更する場合は、弊社宛ご相談ください。
GPS受信断による影響
本器は通常使用時、GPS信号を受信し、基準信号の周波数を測定しています。このとき、GPS信号が受信できなくなっても、本器の基準信号周波数に影響はありません。
ただし、校正開始前3時間以上から校正終了時までは、安定したGPS信号を受信する必要があります。この間にGPS信号が受信できなくなると、校正作業を中断します。校正終了までの時間が長くなります。
雷に対する対策
GPSアンテナには落雷の可能性があります。GPSアンテナとRb発振器本体との間に、アレスタを挿入することを推奨します。アレスタの入手につきましては弊社営業宛、ご依頼ください。
- GPS校正
について -
校正動作を適正に行うためには、直前の3時間でGPS受信が連続して行われている必要があります。校正を行う前に、現状の周波数誤差を測定しておき、校正操作が開始されると、直ちに周波数制御を行うことができるからです。校正開始時にGPS受信が始まった場合、周波数を測定する事から行わなければならないため、校正終了まで長時間を要します。
また、校正開始3時間前から校正終了までの間、GPSアンテナの位置を変更しないでください。