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マルチパスキャンセラ内蔵OFDMシグナルプロセッサ (MC OFDM SP)

 地上デジタル放送を受信するにあたり、反射波や受信希望波以外の単一周波数ネットワーク (Single Frequency Network) 送信局からの放送波などが、受信信号に混在する事により発生するマルチパス妨害による信号劣化を改善するマルチパスキャンセル機能を内蔵しました。
 MC OFDM SPは、AGCによる安定したレベルで受信信号を送出することができます。

※マルチパス等化回路は、弊社の放送用中継器からの技術を継承しており、高品質・高安定の信号等化を行う事が可能です。

マルチパスとは・・・?

  • 海面や湖面からの反射波
  • 山岳や建造物、列車、航空機などからの反射
  • 希望波放送局以外のSFN送信局からの放送波


などが受信アンテナに混信する事により信号品質が悪化をします。
また、海面、湖面の変化、潮位、水位の変化、列車、航空機などの移動、空気の屈折率の変化等により刻々と条件が変動をいたします。





マルチパス等化を行う事により・・・

  • 等化によって周波数特性をフラットに改善できる
  • シンボル判定を行う事によりC/Nの改善を行う事ができる。


等化によりマルチパス妨害を低減した後、信号点を判定して標準的な回線設計を満足する42dB以上のC/N比で再送信をすることが可能になります。



※マルチパス等価回路は、日本放送協会様のご指導により株式会社NHKアイテック様と共同開発をいたしました。



MODEL 8686: マルチパスキャンセラ内蔵OFDM SP
写真:MODEL 8686: MPEG-2 ENCODER

AGC特性 ±1dB以内(70dB基準、定格入力範囲にて)
イメージ妨害 −60dB以下
スペクトラムマスク −20dB以下(fc±2.86MHz)
−27dB以下(fc±3.00MHz)
−50dB以下(fc±4.95MHz)
−50dB以下(fc±9MHz)
帯域外雑音特性 −50dB以下(fc±15MHz)
−60dB以下(fc−21MHz以下、fc+21MHz以上)
周波数特性 fc±2.79MHzにて2dBp-p以内
出力レベル可変範囲 104dB以下〜114dB以上
グループディレー特性 fc±2.79MHzにて±200ns以内(直通時)
周波数偏差 ±10kHz以内
入出力リターンロス 14dB以上
入力モニターレベル 入力レベルに対して−10dB±1dB以内
出力モニターレベル 出力レベルに対して−20dB±1dB以内
等化可能なマルチパスの
遅延時間範囲
ガードインターバル長
※上位局信号に対して先行波、遅延波の両方を含む時間範囲
シンボル判定処理前の
等価C/N
35dB以上
※マルチパス:1波(D/U=6dB、ガードインターバル長の9/10以内)
※上位局信号の等価C/N:45dB
※受信部のC/N:40dB
シンボル判定処理機能 判定有/判定無 切替可能
シンボル判定処理後の
等価C/N
42dB以上
※マルチパス:無し
※シンボル判定処理前の等価C/N:28dB
同期確立時間 3秒以内
等価係数更新 毎シンボル
装置遅延時間 8ms以内(等化処理時)


この記載事項は改良のため、予告なく変更することがあります。ご了承下さい。